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| 2016.07.25 Monday | | - | author : スポンサードリンク |

必殺を期して、打て。

このエントリーを含むはてなブックマーク | comments(13) | trackbacks(1) |

「死ぬ気で行く」と「必殺の心構え」の違い

よく「死ぬ気で頑張る」とか、ムカついた方が「てめー、ぜってーぶっ殺す!」とか、
生き死にについて軽く言ってくれるが、囲碁の世界以外で聞くと、なんだか急に実感のない言葉に感じてしまう。
ときに、「死ぬ気で掛かっていく」と「必殺の心構えでいく」って、
実は全然違うんだということに、齢34にして気がついた。


火曜日、渋谷のスポチャン道場に行った。

スパーリングを中心にその都度、技の指導を頂く。

スパーリングの最中はいろいろな考えが頭に浮かぶ。
バッサリやられたとき思うのは「どうして、向こうの剣は届いて、こちらの剣は届かないのだろう?異常に遠いのだが?」

息のあがるのをこらえて、素直に質問してみた。
すると先達から、体の伸びについて教わる。
曰く、「剣先の重さを、あたかもボールを放るように投げ出してみよ。
このとき背骨で振り出すこと。
腕を意識して振ると、動かす場所が少なくなり、あまり伸びない。」

たしかに、剣の振る音が全然違う。

そしてまたスパーリング。

教わると、すぐ試したくなる。
ただ、あちらも僕を討ち取るつもりで来る。
お互い、得物は片手で持つ長剣。あちらは大上段で最速で振り下ろす構え。
ぼくのやりたいことを存分に試すには、死ぬ気で行かなければならぬ。

僕ははじめ中段構えから、勢いよく突っ込んだ。
しかしなにも出来ぬまま、出たところをバサバサ斬られる。

どうも死ぬ気というものは、「あとは野となれ」というか勢いはつくのだが捨て鉢すぎて届かない。
どうやら考えの中に「前に出る。そしたら何とかなるかも」みたいなところがあって、思考停止してるのだ。

出れば必ず相手の剣が飛んでくる。
でも出なければ、自分のしたいことが出来ない。
ならばまず、相手の剣の下で生き残れなければならず、そしてさらに相手を斬る筋道を描かねばならぬ。

必殺=必ず相手を倒すには、相手を討ち取るまで、自分は生きていなければならない。
まあ、当たり前の話だが。
死ぬ気だと文字通り、死んでしまうことも含んでしまうので、ここら辺りが違うのだ。

そこで、こちらも上段を防ぐ構えをとり、生きている時間を少しだけ延ばして、教わったことを試す時間を得た。
やっぱり斬られはするが、相打ちに持ち込めたりするので、先ほどまでより「練習してる感」がある。
活路を作るための守りとは、クリエイティブだ。



必殺の間合い。

体の伸びと、間合いの体得によいからということで、居合長剣も行った。
非常に集中できて、奇跡的に先達から一本を取れたりと、とても興味深い練習なのだが、とても消耗する。
とくに足が。

何本かやって、先輩2人を抜き勝ち残った頃には、皮がずるずるだった。
すっかり剥けたところが床付くのが気になって、まったく集中できなくなる。
なんか掴みかけたのになあ。残念。

心を支えるのは丈夫な体だなあ。と、バンソウコウを貼りながら思った次第。



余談。黒帯に慄く。

居合長剣をやるには、鞘を納める帯がいる。
先達はご自分のベルトを代用されたが、「先生、自分は帯がありません」と申したところ、「これでも巻いとけ」と出されたのが、なんと黒帯。

入門したてでも、その重さは分かる。

「いや、いや、いや、いや。そんな恐れ多いこと…! 白帯とか、紐でも構いませんから!」

「ま、いいから。いいから」
先生はニコニコ笑って勧めてくださるが、すっかり腰が引けるのでした。
| 2004.11.04 Thursday | 01:58 | 柔らかい剣の道 | author : チチ |

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| 2016.07.25 Monday | 01:58 | - | author : スポンサードリンク |
ミズタマのチチさん、こんにちは。
ご無沙汰してます。チチさんの前の職場でおなじみのmiyaです。
スポーツチャンバラ、なかなか楽しそうですね。
なんだか、オイラも興味津々になってきました。
そのうち、いろいろ質問攻めにしますんで、楽しいお話を聞かせてください。
| miya | 2004/11/04 2:10 PM |
miyaさん、こんにちは。
いやいや、久方ぶりですね。
オイラがちょっと「できる」ようになって、驚かそうと思ったんですけど、ばれましたか…。
miyaさんは剣道の心得があるわけだから、逆においらがその辺りに質問攻めに行きますよ。うふふふ。
| ミズタマのチチ | 2004/11/04 2:20 PM |
miyaさんに追伸。
僕の通う道場は渋谷駅の目の前で、見学はいつでもOKです。
得物・防具も貸してくれますから、一緒にどうですか?
土曜日とかもやってますから。
くわしくはこちらをどうぞ。
http://homepage1.nifty.com/yoshikin/sc/doujou.htm
| ミズタマのチチ | 2004/11/04 3:14 PM |
お誘い、有難う。
「そのうち連れて行ってください」とお願いしようと思ってましたが、
ちょっとさすがに運動不足過ぎなのです。スタミナなしなしなの。
とどめに悲しい話しですが、先日右足を捻挫しまして、、、
ちょっと、今は回復待ちなのです。
| miya | 2004/11/04 4:02 PM |
こんにちは、つまです。
このスポチャンで長男にまけたらしいダンナは
鏡の前で一生懸命練習しておりました。それを子供に
ゆうと、闘争心に火がついたようで、初めてやる気を
みせました。これからこの親子鷹だか、星親子の
ようなドラマが展開するのでは?と、少し楽しみです。

| つま | 2004/11/04 8:19 PM |
目の前に相手がいて真剣に対峙するというのは、緊張感を伴うこともあってすごく練習になりますよね。

たぶん大上段に構えて打ちおろす人といえばMさんくらいしかいないと思うのですが、あの人はすごい人ですからね。
相手の気を読んで打ちおろしてきますから。
小手先のテクニックが通用しないという点ですごい人です。
そういう点でもいい練習が出来たようでなによりです。

次にお会いするのがたのしみです〜!
あと、江崎が長男くんにも会いたがってたとお伝えください☆
| 江崎 彰 | 2004/11/04 11:10 PM |
つま様(この場合ホントは奥様かしら?)本当にお久しぶりです。
江崎さまはじめまして、失礼します。

そーですか、すでに父親の尊厳とか、男のプライドとか、
そう言うことが渦巻いているわけですね?
そして、つま様(←この「様」が私にとって大切)が
そこに油を注ぐという、、、
相変わらず、ノリが良い、楽しいご家族のようですね。
| miya | 2004/11/05 12:04 AM |
つま様(この場合ホントは奥様かしら?)本当にお久しぶりです。
江崎さまはじめまして、失礼します。

そーですか、すでに父親の尊厳とか、男のプライドとか、
そう言うことが渦巻いているわけですね?
そして、つま様(←この「様」が私にとって大切)が
そこに油を注ぐという、、、
相変わらず、ノリが良い、楽しいご家族のようですね。
| miya | 2004/11/05 12:24 AM |
>つまさん、ご訪問有難うございます。
ええ。仰るとおり、父親としては負けたままというわけには参りません。
まだ、越えられるには早すぎる。
それは互いの年齢的にも、技量的にも。
「おれは、まだまだ、こんなもんじゃねえ!!」と意気込んだりするのですが、かえってその姿を子供は面白がるところが切ないというか、たのしいというか…。


>江崎さん
そう。Mさんです。僕が踏み出す間に、右手首と右ひざをぶった切って、安全な距離に離れるって、どんな動作で可能になるのか、まったく謎です。速すぎて。
僕の隙もあるのでしょうけど、これでもマジな速度での踏み込みなんすけど。

でもね、そのMさんから居合長剣で面を切り取ったときは、嬉しかったです。


>miyaさん、いい読みですね。
全てその通りですよ。
でね。
もう一つ付け加えると、兄弟子になる小学校3年生にも、おいらは負け越しなんです。
もうね。ヒジョーに悔しいですよ。
こういうトラウマによって、僕はオトナ気ないおっさんになるのだな…。
必至なモンで。
| ミズタマのチチ | 2004/11/05 12:39 AM |
ども眠多です。
M長老(笑)の一の太刀は別格です。
気の剣VS理の剣若しくは、直の捌きVS円の捌きとして、互いに悔しい思いを繰り返しています。
何せ、あのお人は私の受け返しの間に三連コンボで来ますから。
その太刀行きの速さは、江崎さんと双璧でしょう。

miyaさん:
はじめまして。渋谷に来られる日を楽しみにお待ちしております。

つま さん:
はじめまして。親子共々お世話になっております。
親子鷹に対抗して、ウチは親子ワニ(笑)で行きます故、よろしゅうお願いします。
ワニ2号は、今度こそ、ミーくんとのスポチャンを楽しみにしています。

江崎さん:
ワニ2号にとって、江崎さんは怖いらしいっス。
| 眠多 | 2004/11/05 10:23 AM |
眠多さん、こんにちは。
みなさんのお話からM長老の凄さをお聞きすると、
ご指導の有り難さも、またひとしおと言うものです。

「背骨で振るのだ」とおっしゃりながら短刀を振って見せてくださったのですが、「フードプロセッサーに入った野菜は、こんな風景を見てるのかな」というほど剣の嵐になっておりました。

そして、お子さんのご様子を伺うと、さらに上達されたようですね。
うちのセガレももうじき入門いたします。
改めて宜しくお願いいたします。
| ミズタマのチチ | 2004/11/05 12:08 PM |
流石、M氏。もう、根幹を教えてらっしゃる。
M氏の剣は背骨で振り出します。
眠多の剣は足で打ち出します。
この違いが、そのまんま方法論や戦闘スタイルの違いになります。
機会があったら見比べてください。
力を何処で生み出して、どう伝え、どう当てる(発射する)か。
コレが体で理解できれば、上達なんてアッという間です。
| 眠多 | 2004/11/05 12:47 PM |
>M氏の剣は背骨で振り出します。
>眠多の剣は足で打ち出します。

とても、とても興味深いですね。
是非、直接対決の場面で拝見したいものです。
23日の大会がその機会と存じますが、あいにく引越し予定日でうかがえそうもありません(T T)
| ミズタマのチチ | 2004/11/05 2:25 PM |









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身を護ることの難しさ
「死ぬ気で掛かっていく」と「必殺の心構えでいく」って、実は全然違うんだということ
| ひとこと | 2004/11/04 11:05 PM |

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