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| 2016.07.25 Monday | | - | author : スポンサードリンク |

ぬかるみより。(5/19追記あり)

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本業に多く時間を持っていかれてたので、更新が滞った。

けど、滞った理由は、実はほかにある。
ざっと上げると
●無常観
●役に立たなきゃダメなんですか?
●ブログの編集の仕方


以下、再び出発するに際し、同じ所でまた迷わないようにメモ。



●無常観

ネットコミュニケーションの及ぼしうる影響力や、
そのなかの端っこにあるブログの影響力、
さらにはそのなかでも、ほんのささやかな人々に見てもらっている自分のページというものについて、
無力感を感じたり、ありように迷ったりしていた。

そとでは、ブログはそろそろ終りだなんて話も聞こえる。
ブログなどは流行の産物であり、新規参入者と撤退者の数を比較すると、均衡を割ってきているらしいから、個人が熱中するおもちゃとしては、そろそろ次のアイテムに熱が移動するんじゃないかと。(広告にはまた違った価値観があるみたいだ)
これは梅田さんのところやR30さんでも言われてた。

切込隊長のけなす技術でも、祇園精舎の鐘の声を聞いたっけ(3分の1ぐらい立ち読みしちゃったので、本屋と著者に悪い事したなと思って購入した)。
「かつてのパソ通のフォーラムで鳴らしていた勇者が、流行の推移とともに取り残され、新しい潮流にあっては過去の遺物に成り下がってしまったようにブログもそうした流れの中のアイテムの一つである。だから、ブログ界でブイブイ言わせようが、所詮は流れ流れていくもの。流れに乗らずに固執するものは化石化への道を辿るでしょう」と。

無常だなぁ…。

こうしたことも、まあ、薄々分かっていたけれど、はっきり言われると考えちゃうよなあ。
ブログを書き続けていると、1円も儲からないけど、いろんなことがある。
ときどき「おまえ、おもすれーな。」と言って貰ったり、洗剤貰ったり、サンタさんが来たり、本業じゃ到底できんことに首を突っ込んだり、友達が増えたり、濃くなったり、ぶん殴られて喜んだりなんてこともあった。
盛りだくさんだった体験も、流行り廃りとともに消え去っていくとしたら儚いな。



●役に立たなきゃダメなんですか?

他方では、「読まれるブログ、アクセスが伸びるブログは、サービス業だ!
誰かの役に立ってないと誰も見ない。そのネタで誰が喜ぶか想像して狙え!
他人の日記やぼやきなんぞ誰も見たくない!」というのも見かけた。

ブログに限らずサイトとか出版物、およそ自分以外の誰かに見せるものすべてに当てはまる話だな。
これも、そりゃ至極もっともな話。
なんだけど、はるか昔から広告や編集・出版の世界では常識であり、
業界の専門誌をめくれば、いつでもどこかに似たような話を見つけることができるくらい繰り返し言われている。

ぼくは本業でそのような呪縛に「もうイヤッ!」ってほどガンジガラメにされていて、その閉塞感から開放されたかった。
そのときに好きなように書いていいブログというものが、とても心地よかった。
また、そこら中に、この「至極もっともな話」によって作られたセールストークが蔓延っていて、見るのもいやだったのもある。
ブログ界隈に来ると、そりゃあ毒も薬も宝も石ころも無茶苦茶だけど、好きなようにやってる生ナマしさが面白かった。

『お前も俺も、思うことを好きなように書きやがれ』なムードと、その生っぽい熱が、僕にとって魅力だったわけだ。

だから、ここで本業で辟易としていたことを、またやらねばならんというのは、正直もう「あっちに行ってろ」だ。

上記の無常観のある世界で、触れたくない思考回路を使ってアクセス数をかき集めて何を得ようというのだろう。
けれど、だからといって好き勝手な雑音を増やすのは害悪なんだろうか?
団藤さんみたいな人からすれば害悪なんだろうな。(嘘・デマは言うまでもなく悪だが)

以前、小鳥さんから「好きなようにやればいいんです」と言われた事がとても印象に残っている。



●ブログの編集の仕方

他にも自分の編集方針についても悩みがあった。
面白い話を載せて笑ってもらうのはいいが、いいネタ元を見つけて、そこに俺的解釈をちょろっとかませて「アクセスが増えたー」なんて喜んでていいんだろうか。

最近、自分のブログでは「どこそこで見つけた記事。こんな珍事があったそうだ。」ってパターンの記事が増えてきたけど、RSSリーダーで読んでるのを転じているだけだから、同じようにRSSリーダーで読んでるひとには「ああ、見たんだな」以上の面白さも、価値も無いよなあ。
俺が介在することの価値って、どうやって付けようかなあ。
そもそも、これは読者にプレゼンする価値であるけれど、俺が欲していることって何なのだろう。
これまで得たもので満足しているのだろうか。



●総括すると

何かにつけて、量よりも質にこだわっているんだな俺は。
ということが見て取れる。
ああ、そういえばブログランキングにもPingを送らなくなったし、アドセンスもやめちゃったな。
なんとなく違和感を感じて止めた事だけども、そういうわけだったのか。




●そもそもの発端

何の前触れもなくこんな風に嵌っていったわけではなく、きっかけがあります。
それは、公的年金タスクフォースについて。

人的リソースが足りなくて、技術のある人が欲しいのだが、参加してもらえない。
それでボランティアやオープンソースコミュニティの立ち上げ方、運営の仕方を勉強してみて、求心力となる何かが絶対に必要だとわかった。
ところが、その求心力、すなわち参加の魅力をどうするか考え、見て歩くうちに、ずぶずぶと深みに嵌ったわけです。



ブログの編集の仕方について、答えを出してから新たに踏み出そうと思っていたけれど、訳が分からなくってきたので、また出発しようと思います。
なにより、刺激を受けても黙り続けているのは、非常に腹がふくるるおもいであるので。



【5月19日追記】
Modern Syntaxさんで、「Blogで目指すべき「つながる」ことの意味」という記事があった。
「ポジティブな排泄行為」と、すっぱり言い切られるとモヤモヤしていたものが腑に落ちる。
書き続ける意味を云々悩むなど、ドーン!!とぶち抜かれた感じです。

僕もこんな風に割り切れたら、もっと更新が楽だったかな。
よく覚えておこう。
| 2005.05.17 Tuesday | 14:50 | 余談ですが 03 | author : チチ |

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| 2016.07.25 Monday | 14:50 | - | author : スポンサードリンク |
ごぶさたしております。私もブログについては似たような感じを持っています。
で、やっぱり同じような結論に(笑)
私の場合、マスメディアとブログの関係について講釈するのが市場のニーズにもっとも合致しているのでしょうが、家に帰ってまでそんなマジな話しょっちゅう考えていられるかってんだ。というわけでどんどん読者を意識しない文章になっていっています。だからアクセス数も確実に減少の一途をたどっている。最初は寂しかったけど最近は気になりません。

ただ、年金TFの「求心力」については、実はけっこう深刻な話だろうと思います。何か成果を出す組織をオーガナイズするのは容易ではない。「求心力」ってのも、結局は時代の流れに応じてとってももろいだったりする・・・
人集めは、結局は個別撃破しかないのではないでしょうか。個人的にたまたま知り合った人て脈がありそうな人を個別に説得。本気で何かしなきゃいけない時は、そうやって中核となるメンバーを増やしていかない限りは、やっぱり何も実現できないんじゃないかなぁ・・・
と無責任な感想でした。すみません。深刻に考えるのは今は仕事でもう十分なんです。
でも、本当に必要な時が来たら、私も真剣にひと肌脱ぎますから。寝不足ヤローの無責任なコメントでした。
| ゆびとま | 2005/05/19 2:37 AM |
ん〜。コメントすべきかどうか迷いましたが。私は、面白くなくても、編集方針があっちいったりこっちいったりしても、好きなようにやるのがいいと思う一人です。

当初フツーのホームページだったんですけど、あちこちに散らばった友達に「私はいつでもここで書いてるよ〜」っていうメッセージをこめて更新してました。別に自己満足でもなんでもいいんじゃないかと思って、とにかく続ける事だけが大事じゃないかと思って、なんだかんだでもう5年以上経ちました。ブログに変わった今でも、反応はなくとも、友達はみんな見ててくれるし、たまにメールをよこしてくれたりします。ブログを通して新しい友達もできました。

もともとあまりニュースを見たり、話題の本を読んだりするタイプじゃないので、雑音の入ってこない環境っちゃ環境ですけど、そんなかんじでマイペースに何年経ってもブログのようなものはやってると思います。

以上、独り言のようなコメントでした。
| coffeebreak | 2005/05/19 1:29 PM |
>coffeebreakさん

「私はここにいる。」

そう。
まさしくその為なんですね。そのように私の考えも流れ着きました。
これまでは自分というものを発露したいのだと言い切れなくて、人のお邪魔にならないための言い訳めいたものを用意していた。そんな風に思います。
だからって、喧嘩を売りに行くわけでもないんですけどね(笑
割り切る線をはっきり認識できた。それが今回のぬかるみで得たことです。
| ミズタマのチチ | 2005/05/19 2:43 PM |
>ゆびとまさん
どうも、ご無沙汰しておりました。
あいかわらずお忙しそうですね。

書かれている「市場のニーズにもっとも合致しているのでしょうが、家に帰ってまでそんなマジな話しょっちゅう考えていられるかってんだ。」って気持ちは、物凄くわかります。
(↑血管が浮き出るほど力んでます。)

人の役に立つものをって理屈はわかるんだけども、どうも息苦しく感じます。
では、なぜ書くのか?
と問われると、「何か刺激を受けたら黙っていられないんだ。そんな、おれの戯言を不特定多数に向けて垂れ流すためさ。」という答えに行き着きます。
自己の発露と、あわよくばそれでリアクションが欲しいと。
しかも他人にメリットがあるかよりも、自己の発露が優先上位にくると。
非常に自己中心的で幼児のようですが、きっと偽らざる気持ちですね。
| ミズタマのチチ | 2005/05/19 2:57 PM |
>ゆびとまさん
続けて、求心力について。
とても巨大な絶壁ですね。
これから参加する人がモチベーションに感じられることってなんだろうか。
それは、いま僕らは持っているのだろうか。
そう考えるに付け、よく堂々巡りになります。

誰かが力を貸してくれるため、やはり対価が必要です。
金品だったり、名誉だったり、行為自体がおもしろいという遊びに似たメリットだったり。

金品はもとより無いですから検討外で、では名誉とはどうやったら差し上げることができるのか。
まず、そうした問題がありました。
ふつうに「ありがとう」「素敵ですね」ではない特別さなのですよね。これには権威が備わっていないといけない。

権威とはある範囲の世界での影響力をもっていること。
あるいは所属しているコミュニティ内で、承認され影響力を持つこと。
そしてコミュニティの広さや、外に与える影響の強さによって名誉の価値が変わります。

では、権威が生まれるためには、影響を与えている場が必要で、
なおかつ、その場は人を取り込んで成長していなければいけない。

そうすると名誉が生まれる前なら、その場は何かおもしろいとか、うつくしいとか、興味深いとか、そうした魅力が必要になってくる。

そこで翻って、いま年金TFに参加しているものたちが、気持ちが前のめりになっていく魅力ってなんだろうか。
それは、僕ら以外の人たちにも理解や共有が可能なんだろうか。
ぶっちゃけたところ、現状そんな魅力はないよ。ということなら、どうしたら魅力を用意できるだろうか。

そのようなことを考えておりました。

おっ!

ゆびとまさんに説明しているうちに、堂々巡りからぬけたぞ?

どうやら会話効果が生まれたようですね。
お話しているうちに勝手にひと肌脱がしてしまったようです。
| ミズタマのチチ | 2005/05/19 2:58 PM |
なんか少しお役に立てたみたいな感じでよかったです。
「自己の発露とあわよくばリアクション」
とてもナットク。思わぬところからリアクションがあるのがオープンなブログの魅力ですね。
最近ブログの終焉論が言われていて私も時代の気分ってそんな方向なんだろうというアバウトな印象を持ってますが、最初のブームが終わったってことなんでしょうか。
去年のうちはむさぼるように読んでいたあちこちのブログ、最近はほんとに読まなくなりました。忙しくなったせいもあるけど、多様な言論に対する新鮮さがなくなってきたんだろうなぁ。ブログが私にもたらしてくれたものは、いつでもその気になれば触れることが出来る当たり前のgiftになってしまった。
とても脱線してすみませんでした。
| ゆびとま | 2005/05/21 8:43 PM |
>ゆびとまさん
こんばんは。
話しているうちにそっとひと肌脱がすなぞ、ぼくはヌード写真家のようでした(笑
あれから見渡すと、29manさんがITmadiaに書かれた記事や、そこに突っ込むモダシンさんとか、梅田さんやR30さんに突っ込む店長といった方達が、いろいろな話を聞かせてくれますね。

ブログブームはロケット打ち上げに例えると、がむしゃらに駆け上がるための一段目ブースターが切り離された地点なんだとおもいます。
ものめずらしさや新鮮さに牽引されてきた、熱にほだされたような時期を過ぎ、普及したツールとして冷静に認識されたのでしょう。
ブログ閲覧意外にも、効率的に情報を見ることができる手段が増えましたからね。なにもかもブログに求めるという態度が変わっていったのかもしれません。
ぼくもRSSリーダーで読むようになってから、おなじみさん以外への探検をあまりしなくなりました。

けれども、ブログによって蒔かれた種は、人のつながりから、思考の仕方や技術等にわたって幅広くあります。
その芽がどう吹きだし何をするのかに注目しだしている向きもあるようです。
「で、どうなるの」を探している気分でしょうか。
| ミズタマのチチ | 2005/05/22 1:13 AM |









http://kojiru.jugem.cc/trackback/308
"Blogはつながるべき" を読む順序
糞エントリーですが、読みやすくするためにエントリーの順序をまとめてみました。つながりましょう...
| Clip & Scrap | 2005/05/23 3:57 PM |
すごく勉強になりました
 先週末は引越しの為にしばらくネットが見れなかったわけですが、今朝アクセスしてみたらビックリ!前回書いた「つながっていきましょう」という記事にトラックバックが付いてる、ツイてる!トラックバック以外にも、はてなブックマーク経由でのコメントやはてな日記で
| 29man the radical dubber | 2005/05/23 9:50 PM |

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