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| 2016.07.25 Monday | | - | author : スポンサードリンク |

Googleの仕組みは、ユーザーの行動も進化させるのか。

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某会合に出席する課題図書として、ウェブ進化論を読みました。


感想としてWeb2.0とは、不特定多数のユーザーの量子振動のように小さな動きをうまく集約して、流れとし、力や価値に変えるやり方・作法なんだとわかりました。

あと、Googleがその小さな振動を感知する神経組織を張り巡らし、現実の価値に変換する装置を作った。
ゆえにGoogleの設定したルールに、意識してるか否かに関わりなく、どこかしら影響され、動かされているのだな、とも読めました。


・Googleルール的価値とサービス提供者とユーザー、それぞれの役割

その力や価値とは、本では「地域差における経済格差を正すこと」といわれていたけれど、これではあまりお金のない国の住民以外あまりメリットがない。(もちろんこれはこれで重要であるけど)

もう一つ価値を挙げるなら、他の文献から得た知識で補完しながら読み取ると、リスティング上位に出ることによって情報ハブ的ポジションを取りやすくなることがあるでしょう。

こういうことは蓄積によって差が生まれ、拡大していくので、時間を掛けて蓄積すればするほど、あとから参入してきた事業者が競争しにくくなる。
これは単純な現金以外の影響力を持ちうる価値です。

たとえば、路線地図のオリジナルデータの版権を所有しているとか、自社で写真撮影用人工衛星を持っているとか、書籍コードデータを持っているとか、そういう他者がおいそれと用意しがたい資産を持つのと同じだと考えられます。

で、ネット全体として価値が増えていくためには、不特定多数のユーザーにどんどん情報活動(検索するとか、どこかに言葉を投稿するとか)をしてもらう必要がある。

マッシュアップやAjaxというのは、不特定多数のユーザーが何か情報活動をする際に、より動きやすく誘い出す手段なのだなと位置づけることができます。


また、ユーザーが望んでそういう行為を行うというのが重要です。
ユーザーが「楽しい」とか「便利だ」と熱中することで、サービス提供者のGoogleルール的価値が上がっていく。 言い換えると、ユーザーがサービスを利用した(give)と同時に、サービス提供側も価値を得る(take)しくみなのだなと感じました。

そのファクターとなっているのは、「繋がる」ことで「個人が拡張されていく」ことのようです。
流行ってるところでは、そういう事例をよく見かけます。

ポッドキャストなども、その辺にフォーカスしていくと、違う在り様が立ち上がったりするのかな。



・流れる情報のなかでどう振舞うか。

さらに本を読みながら、いまのインターネットにGoogleの神経端末があちこちにある状態だと仮定したら、サービス提供者とユーザーという立場の違いはどうなるんだろうと考えました。

もしも大量に流れている情報をコントロールするために何らかの貢献をすることで、それが価値と認められるなら、また、それを自分の管理下に留めておくことができるなら、サービス提供者もユーザーも等しく価値を生み出せる存在なのかもしれない。

たとえば、個人的な小さなブログの運営者が、あまたある話題のなかから、自分の目線で興味を惹かれたものをピックアップしてリンク集をまとめたとします。
これには、見るべきものを効率よく摂取できるようにした。という価値が生まれます。
さらに個々の記事でポイントになるところを要約編集した。あるいはどんな文脈にあるのかを示すために、関連リンクをつけた。などの行為には、より深く効率よく摂取できるようにしたとの価値があります。
それを記事にすれば、アドセンス(※1)に反応が生まれるようになります。

もっと目に付きやすい例では、wikiという場と、そこに正確な記述をしようとしているユーザーとか、ソーシャルブックマークにせっせとタグを記入して、分類にいそしむ人などもあります。

ただし、自分の運営している場で活動をしている人と、サービス提供者のもとで活動をしている人との間では、決定的な違いがあります。

それは、情報をコントロールする活動に費やした時間の対価をどれだけ得られるか。ということ。
もしも利用しているサービスが、ユーザーが書き込んだ結果を自分のところに溜め込むだけで、あとは何の見返りもないというのであれば、ユーザーは便利かもしれないけど、便利さを追求する分だけ、自分の使える時間はなくなっていきます。

そこを踏まえた例として引っ張ると、del.ico.usでは、ブックマークした情報を自分の運営するブログにポストする機能があります。
これはユーザーが貴重な時間を割いてブックマークを記録したら、それはユーザーが記事を書くきっかけを与え、作業時間を短縮してくれる手助けとなります。
ユーザーはブックマークによってdel.ico.usの価値を上げたと同時に、自身の価値も上げることができる。(すくなくともそのきっかけを手にできる)



・真に価値を生み出しているのはだれ?

そうした諸々を見ていくと、ユーザーは便利に利用していると思っているけど、悪い言い方をすれば、サービス提供者の価値を高めるために貢献させられているともいえる。
サービス提供者とは活動をする場を与えるけれど、真に価値を生み出しているのはユーザーである。
またそのユーザーは、自分がどこで活動するか選択の自由を持っている。と気付きます。

そんな風に気が付いて、合理的行動をしようとしていくと、時間の無駄だなと思うことはやらなくなります。
ひょっとして、ユーザー自身と同時にネット社会に対して合理的に貢献しようと考える人が増えると、笑えない中傷や生産性のない粘着な議論が減ったりして、「ユーザーをまずは信じよう」といった性善説が優位になるのかな?



(※1)Googleアドセンスは、キーワードがそこにあるかがカギになっていて、そのキーワードに広告が付きます。

消費財やサービスを探している人はキーワード検索によってそこにたどり着き、広告も提供される情報として読み取り、クリックしていきます。

こういう行動をする人から見ると、その場に書いてある論考の程度がどうかというのは、議論したがる人ほど厳密ではなかったりします。

論考の程度とか面白いかどうかは、そこに流入するリンクを集め、リスト上のランクを押し上げるために必要な要素であり、キーワード検索で上位を占める=目に付きやすくなる次元では重要なファクターだけど、まずはワードがなくては話にならない。





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| 2006.03.20 Monday | 12:42 | ネットについて考えた | author : チチ |

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