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| 2016.07.25 Monday | | - | author : スポンサードリンク |

ビデオコンテンツの新しい流通について考えてみる

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YouTubeや似たようなビデオ共有サービスについて、著作権に関する話題が賑やかです。コンテンツの違法性はたしかに重要な問題。その是非はともかく、なにか大事なことが置き去りにされているようで違和感がありました。

YouTubeもそれに類するものも、要するに映像アーカイブとしては便利ですが、新しい作品を発表していくステージとしてふさわしいかは疑問です。

そこには、製作した人間に何を持って報いるのか、もっというと。そのサービスにクリエイティブを持ってきたクリエイターに再分配可能な収入がもたらされる仕組みはありません。「おもしろいビデオはランキング上位になります。コメントが付きます。リンクされます。」といわれています。
たしかに面白いかもしれない。けれど、それでは飯は食えないし、協力してくれた人に支払いもできない。作品の質を上げようとするとき、お付き合いを続けられない場所だと思えてしまうのですよ。

YouTubeをめぐる議論にしても同様で、作ってる人間が稼げるようにするにはどうしたら良いのかってアイデアはあんまり聞きません。どうも手薄な感じです。
そこで、ビデオコンテンツ著作者が収入を増やし、同時に違法コンテンツ流通を抑制する方法を考えてみました。

身近なところを振り返ると、ブログに記事を投稿すると小遣いが稼げるという事実は、時間を割いて制作しようというモチベーションの一つになっています。これはGoogle adsが実現しました。「どんなに小さな発信源から出た原稿にも、稼げるチャンスを与える。」その考え方をビデオコンテンツにも広げたいものです。
なお先に断っておくと、一番こだわりたいところだけを書き、詳細は書きませんでした。


目的:

●ビデオコンテンツ製作者が直接に収入を手にできる手段は非常に少ない。ことに小さなメディアで発信する場合、ビデオコンテンツだけで労力に報いるメリットを受け取る手段は皆無である。そうした現状を改善するべく、たくさんのビデオコンテンツ製作者が個人規模でも報酬を得られる仕組みを用意したい。

●ビデオコンテンツを起点にした収益が発生した場合、著作者および出自がクリアな正規コンテンツに有利になるように調整した分配方法を構築する。また、ビデオコンテンツを流通させる人々が、合法的なコンテンツを扱うほうが得るものがある仕組みにすることで、合法コンテンツが積極的に流通する環境を作る。

「承認したものだけを世の中に出す。そのための監視を行なう。」という従来の著作権保護の考え方は、もはや実効性が揺らいでいる。それよりも視聴者に届くインフラが、望ましい方向に働くように流れを作ったほうがよい。



現状の要素を整理:

●動画を投稿するのであれば、それはいささか乱暴だが2種類に分けられる。
(a)著作者がはっきりしていて、なおかつ公開してもいいと表明されてるもの
(b)著作者の合意がないまま無断で公開されているもの

●動画が流通するときの関係者を整理すると、だいたいは5つの立場に分けられる。
(1)コンテンツ製作者
(2)アップロードする者
(3)集積配信者(動画配信サイト)
(4)中継者(動画を貼って紹介しているブログや掲示板)
(5)視聴者

●著作者が収入を得る手立ては、知っている限り2つ。
・コンテンツをDVD・CDセルやデータダウンロードなどで直販して収入を得る方法が一般的。
この場合、ネットのコンテンツは試食サンプルのように解釈され、理解促進広告のように捉える向きもあるが、一度見たらもういいという視聴者もいる中で、全編公開されることを損失と捉える著作者もいる。

・キーワードマッチ広告を組み合わせて、そのクリック料が報酬として支払われるモデル。
ぶちゃけると動画版アドセンス。ただし(b)が広まって、そっちがクリックされて報酬が流れるようになってしまうのがまずい。著作者に報酬がいかないことと、違法コンテンツで商売をしたことの、2つの面でダメだ。



対策:

配信インフラの後ろに人がいるのだから、行動の動機・インセンティブに工夫する。

(2)のアップロードする者を規制する方法もあるが、昨今の現象を見ていると、それだけでは不十分だ。
ここではコンテンツを(5)視聴者へとつなげる役目をしている(3)集積配信者と(4)中継者がコンテンツを中継し、Bazzを利かせるインフラになっていることと、その動機に注目する。

現状では、動画を紹介する人にとってのインセンティブが「注目を集められるから・おもしろいから」しかないので、(3)集積配信者も(4)中継者も、(a)だろうが(b)だろうが、割りと無頓着に取り扱っている。

そこへ、「稼げるかもしれない」という動機をもってくる。
個人的な直感だが、金が入ってくるというのは非常に強い魅力を持っている。「面白いね」と言ってもらえても1円にもならないのと、「面白いね」といわれてさらに稼げるのと、どっちがいい? ほとんどが得るものがあるほうに動くだろう。

(a)を扱えば、コンテンツがきっかけで報酬が発生したとき、(1)コンテンツ製作者だけでなく、配信を手伝った(3)集積配信者や(4)中継者の立場にもそれなりに収入があるとしたら、行動の動機は変わってくる。

同時に(b)を扱った場合、集積配信者や中継者には何の見返りもなく労力が無駄になり、さらに、ペナルティは(2)アップロードする者の責任に集中することが周知されると、メリットとリスクの対比はさらに明確になる。

このように、出自の確かなコンテンツを扱うほうがメリットがある環境にすることで、著作者が承諾したコンテンツのほうが、そうでないものより流通しやすい環境がつくれるんじゃないだろうか。

さらに、コンテンツ製作者の特権も付与する。

たとえばこの収入源を動画コンテンツに関連付けた広告でまかなった場合、(1)(3)(4)に報酬が入ってくるが、(1)の立場のみ(5)で視聴された累計が反映されて、報酬が増額されるようになっているともっと良い。
一番大変で魅力の源を作る人がいちばん報われるし、配信されればされるほど実入りが良くなることがわかると、作品を作り出して著作者となり、公開するモチベーションにもなる。



露出方法:

ビデオのパーマリンクと広告のリンクがセットアップになったフィードをプレイリストとして使う。
まず、これを受信してもらい、リストに従って順次ダウンロードする。
したがって、再生ボタンが有効である限り、そしてフィードの配信が停止しない限り、次々とビデオコンテンツが再生される。




宿題:

●広告モデルを使う場合の課題
キーワードマッチの方式と、キーワードや露出率・露出順位を競り落とす形式は有用だ。
しかしクリック課金による広告はクリック詐欺との戦いだ。
Googleの発表によれば、有効でないクリックの含有率は14〜20%。また、クリック詐欺かそうでないかを明確に見分ける術はちょっと見当が付かない。クライアントから不正に広告料を支払ったとして訴訟を起されるリスクがある。信頼性の確保に課題がのこる。
(参考:グーグル、AdWordsを変更--クリック詐欺数の把握が可能に

| 2006.07.28 Friday | 21:22 | コンテンツ配信 03 | author : チチ |

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