縁あって、僕の勤める会社に、オランダ PHILIPS社のコーヒーメイカー・SENSEOがやってきました。
コーヒー豆をパッケージに封入したコーヒーポッドというもので、ふわふわの泡立ち豊かなコーヒーを入れることができます。オランダでは50%以上の家庭にあるとか。
実際に飲んでみると、コーヒーの香りが込められたみたいになっていて、とてもおいしかったです。口と鼻腔で味わえる感じといいましょうか。ちなみに口のところにクリーミーな泡(クレマという)のヒゲができました(笑)
まずはマシーン一式が入ったパッケージを記念撮影。
コーヒーは、「オリジナルマイルド」「マウンテンブレンド」「プレミアムダークロースト」の3種類。
最初の一杯を飲む前に、必ずやっておく儀式があります。
それは内部の洗浄です。
お水を入れるタンクや、コーヒーが出てくるノズルみたいなところを洗い、さらに、「湯どおし」を行って加熱させる部分などを洗浄します。とはいっても本体にくっついているガイドの手順で進めれば、さくっと終わります。
タンク一杯のお水が機械の内部に取り込まれ、そこで沸騰して、排出されれば準備完了。いよいよコーヒーを飲むことができます。
コーヒーポッドをセットして
ふたを閉める。
真ん中のボタンを押すと、ボタンの周りの部分が、ゆっくりと赤く点滅し、お湯を沸かします。
1分くらいすると、赤く光ったままになります。これがお湯が沸いたサイン。
そしたら1杯用か2杯用の抽出ボタンを押します。すると、コーヒーがショボボボ…と注がれます。
ちなみにコーヒーミルクを先にカップに入れておいたら、できあがったクレマの真ん中が白っぽくなりました。ここをくるくるとかき混ぜると、コーヒー成分の多い部分と、白い部分のマーブル模様になってきれいです。さらにココアパウダーを付けた爪楊枝で引っかいたら、絵が描けて楽しいかも。
さて、このコーヒーメイカーがわが社にきて、良かったところを挙げてみます。
・自分の飲む分を作るのにちょうど良くて、うまい
・来社したお客さんに、見た目に美味しそうなコーヒーを出せる
・飲みたいときに1or2杯分を作るので、「煮えすぎたすっぱいコーヒー」から、さよならできた
ほかにも、使用後のコーヒー豆が処分しやすいとか、洗うべきパーツの取り外し・組み立てが簡単なので、メンテナンスしやすいという点があります。
ことにわが社のような小規模オフィスだと、1〜2杯という量でコーヒーを入れる頻度がとても高いので、無駄なく、ぴったり当てはまります。
それから、すでにレビューを書かれている、
Modern Syntaxさんや、
Milano::Monologさんによると、コーヒーポッドを買い続ける必要があるものの、本体の費用やランニングコストは同コンセプトの商品より安いとの利点も挙げられていました。(湯どおしの模様や、考慮しておきたいコーヒーポッドの流通事情なども述べられているので、ぜひ参考に)
それと最後にご注意。
2杯入れるときには、コーヒーポッドを2つ重ねてセットします。このとき2杯用のフィルターのパーツを使用します(写真右)。
ところが、うっかり1杯用のパーツのままでセットすると、一番上のふたがしっかり閉まりません。
そこで見直せばよいものを「まーこんなもんかなー」とあまり気にせず抽出ボタンを押したら、機械の上から滝のようにお湯が流れ出しました。
あと、おしゃべりに夢中になりながらコーヒーを入れたときにも、コーヒーポッドを交換したあとふたをきちんと閉めるのを忘れて、抽出ボタンを押し、滝を作りました。一瞬何が起きたかわからなくって「おわー!」と叫んじまいましたよ。イリュージョンだったら良かったのにねぇ。
こんな失敗をしないように、一球入魂というか、ワンショット入魂をおすすめします。
【関連リンク】
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SENSEO
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step3:ココアパウダーで女のコの顔を描く (All About > カプチーノの泡に絵を描く方法 より)
ページの一番下にある、デコレーターがほしいっす!